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口元を手で押さえ吐き気を我慢している女性

一口に腰痛と言っても原因や痛みの度合いもさまざまで、痛みのせいで眠れなくなったり寝返りを打つたびに激痛が走ることもあります。
耐えがたい痛みで動けないほどの腰痛は我慢せずに痛み止めを服用した上で安静にして様子をみたのち、病院で適切な治療を受けたほうが早めの快癒が望めます。
病院へ行く前は市販の痛み止めを服用することになりますが、激痛の場合は病院で処方されるボルタレンやセレコックスのような強力な作用を持つ消炎鎮痛薬のほうが効果的に痛みを和らげることができます。

腰痛で使用する痛み止めの種類と作用について

腰痛の治療で使われる薬には筋弛緩剤や血管拡張剤などもありますが病院で重度の腰痛治療に使われるもので、一般的には痛み止めを使用して安静を心掛け、自然治癒力を高めて改善させて行く方法がとられます。
腰痛の痛み止めとしてポピュラーなのがエヌセイズとも呼ばれる非ステロイド系抗炎症薬の系統に属する解熱鎮痛薬で、ボルタレンやセレコックスもそのグループの薬です。
市販薬としても販売されている種類では効果が高いものではロキソニンが挙げられ、効果が穏やかで副作用が少なめのアセトアミノフェン系の薬もあります。

眠れないほどの激しい腰痛の場合、市販の痛み止めでは十分な鎮痛効果が得られないケースもあります。
病院で診察を受けてボルタレンやセレコックスといった効き目の強い痛み止めの処方を受けて、用法用量を守りながら服用して様子をみるほうが、効果的に痛みを抑えて治癒を早めることにもつなげられます。
非ステロイド系抗炎症薬系統では最も効果が高いとされるのがボルタレンで、抜歯や手術のあと麻酔が切れてから起こる激痛の緩和のため処方されるほどで、リウマチによる関節の炎症や痛みの緩和にも使われています。

セレコックスのほうは痛み止めとしての効果はロキソニンと同等か少し上回る程度とされますが、特徴的なのが持続時間が6~9時間とほかの非ステロイド系抗炎症薬よりもやや長いことです。
1日2回の服用で効き目が続くため、就寝前に飲むことで夜中や早朝に痛みで目が覚めることが避けられる可能性があり、比較的副作用が少なめという点でも人気を高めました。
ボルタレンもセレコックスも基本的に病院で処方を受けなくては購入できませんが、現在ではインターネット通販で個人輸入代行の形で購入することも可能になっています。
急な痛みなどが起こった場合に備えてボルタレンを通販で購入しておくと便利かもしれません。

痛み止めは熱を下げる効果もある

ボルタレンやセレコックスのような非ステロイド系抗炎症薬のグループに属する薬は解熱鎮痛薬と呼ばれるだけに患部の炎症を抑えて解熱する作用も持っており、熱を下げることもできます。
腰痛の場合は冷えなどによって血流が滞って痛みが生じるケースもありますが、炎症のせいで腰が痛んでいる場合は、痛み止めとしての効果を発揮しながら、炎症のため熱を持ったり腫れてしまった箇所を効果的に解熱して治癒を早めることに役立てられます。

鎮痛消炎解熱作用を持つ痛み止めの場合、効果的に痛みを緩和して炎症を抑え腫れを引かせることはできますが、腰痛を引き起こした原因まで治せるわけではなく、あくまで対症療法の薬です。
とは言え、患部の熱を下げて炎症の状態を鎮めていく解熱鎮痛薬の作用は血流を促して筋肉が緊張することを防いで、自然治癒力を高めることにつなげられます。
腰椎椎間板ヘルニアのように明確な原因がわかる腰痛よりも、原因不明で起こる腰痛のほうが多いとされるだけに、ボルタレンやセレコックスのような解熱鎮痛薬の果たす役割は大きいと言えます。

熱を下げると言っても注意すべきはインフルエンザに罹った時で、非ステロイド系抗炎症薬グループの解熱鎮痛薬は子どものインフルエンザには使用不可という認識は世間にも広まってきています。
ボルタレンの場合は大人のインフルエンザの場合も服用を避けるべきとされています。
そのため病院でも大人のインフルエンザに他の解熱鎮痛薬を処方しても、ボルタレンは使わないのが一般的となっています。
インフルエンザは身体の節々に痛みが出るため、腰痛の痛みと勘違いしてボルタレンを自己判断で服用してしまわないよう注意することが大事です。

痛み止めによる副作用で多いのは下痢や腹痛

眠れないほどの激痛が走る腰痛の場合、ボルタレンのような強力な作用を持つ痛み止めの処方を受け効果的に痛みを和らげながら自然治癒力を高めて改善を図りますが、長期にわたって服用するのは向かない薬となっており、医師が痛みのピークを予測して治まる頃に飲み終わる量を処方します。
ボルタレンやセレコックスといった痛み止めは、炎症や痛みの原因物質プロスタグランジンが生成されるのをブロックして効果を発揮しますが、プロスタグランジンは胃粘膜を保護する役割も持っていることから抑制されると胃痛などの副作用が起こりやすくなります。
効き目が強力なボルタレンは特に胃痛が出やすいため処方される際は胃粘膜保護剤が一緒に出されるケースがほとんどです。

一般的に痛み止めは長期服用するほどに副作用が生じる危険性が高まり、ボルタレンのような強い薬では胃かいようなど重篤な副作用が出ることもあり、腰痛がなかなか治まらないからと言って長く飲み続けることは避けるべきです。
比較的副作用が少なめとされるセレコックスの場合も胃腸への負担がないわけではないため用法用量を守って飲み合わせなどにも気を付けて服用する必要があります。
痛み止めを飲む期間中は胃腸や肝臓の副作用を防ぐためにもアルコール摂取を控えめにすることも重要です。

医師や薬剤師の指示を守って決められた期間のみ胃粘膜保護剤も一緒に飲みながら服用を続けるぶんにはボルタレンもセレコックスも重い胃腸障害になることはほとんどないとされます。
しかし、もともと胃腸が弱かったり、ぜんそくやアレルギー体質の人は自分自身の体調の変化を注意深く観察しながら服用して、何らかの異変を感じた際には速やかに医師に相談することが大切です。

腰痛の場合1日にどのくらい痛み止めは服用してよい?

腰痛に限らず痛み止めを服用する際には1日の服用回数や1回の分量を守ることはもちろん、用法用量の記述や医師の指示通りに飲むべきですが、痛みが強い場合はそれぞれの薬の持続時間よりも前に効き目が弱まってしまい、再度服用したくなるといった事態も考えられます。
ボルタレンやセレコックスのような痛み止めは1日何回と決めることなく、痛みが出た時に服用する頓服薬とされていますが、前回の服用時から少なくとも6時間以上の間隔をあけるべきとされます。
効き目が長く副作用も少なめとされるセレコックスの場合も頓服とは言え1日2回の服用が基本となっており3、4時間経ったら次を飲むなど勝手に回数を増やしてそれを続けることは避けるべきです。

ボルタレンの効き目が切れて痛み始めたのでロキソニンかセレコックスを飲むといった方法も自己判断で行うのは危険で、痛み止めの効き目が弱かったりすぐに痛みがぶり返すといった腰痛は別の重大な病気が隠れている恐れもあり、病院で医師によく相談することが大事です。
検査を受けて腰痛以外に病気がなかった時は痛み止めの種類を変えてもらって様子をみるなど、何ごとも勝手に判断しないほうが健康全般を守ることにもつながります。

痛み止めにはそれぞれ特徴がありボルタレンは最も鎮痛効果が高いものの胃痛などの副作用が出やすく、セレコックスは効果の持続時間は長いながらも効き目が出始めるまでに時間がかかるため、痛みを早く抑えたい時は速効性のあるロキソニンのほうが向いていると言えます。
効き目をあらわす仕組みが同じであっても、それぞれの薬を勝手に組み合わせて服用するのは危険なため、変更したい時は医師や薬剤師への相談が欠かせません。
2種類以上の非ステロイド性抗炎症薬を使うのは避けたほうが良いとされますが、あまりに強い痛みの時はボルタレンの場合、錠剤よりも効果が高い座薬を使った上でほかの薬との併用を行うケースもあると言われます。

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