Month: July 2019
リウマチの原因はここまで解明が進んでいる

関節リウマチは免疫に何らかの異常が発生することで、主として手足の関節が腫れたり傷んだりするところに特徴があります。 進行することで日常生活に大きな影響が出るとされています。 リウマチの原因はまだはっきりと分かっていません。 しかし、徐々に分かってきた部分もあります。 人間の体には細菌やウイルスなどの外敵から体を守る仕組みがあり、これを免疫と呼んでいます。 免疫は生活を送るうえで非常に重要なものですが、時折反応を起こしてしまうことがあります。 これによって発生する病を自己免疫疾患と呼んでいます。 その自己免疫疾患の1つがリウマチです。 何がきっかけでこのようなリウマチにかかるか明白にはなっていませんが、細菌やウイルスの感染、過労やストレスなどが原因ではないかと考えられます。 リウマチは同一の家系内で発症することもありますが、強い遺伝性はないとされています。 リウマチは女性ホルモンの分泌量減少と関係があると言われていて、30代~50代の女性において発症しやすいとされていますが、若年層や男性が発症するケースもあります。 リウマチは免疫異常による症状が出ており、生活習慣や交代浴の実践などによって緩和させることが出来ます。 交代浴とは水とお湯に交互に入ることにより、自律神経を整える効果がある入浴法です。 免疫異常と自律神経の乱れには大きな関係があるので有効となります。 リウマチを発症すると運動がしにくくなってしまいますが、可能な範囲で体を動かすことは重要と言えます。 それゆえに早めに医師の診察などを受けて、痛み止めなどを処方してもらう必要があります。 痛み止めを打った状態で適度な運動をすることで症状が緩和される可能性があります。 運動と言ってもその内容は体操などであって、激しい運動をすることは大きな負担になるので注意が必要です。 もし、リウマチを発症した状態で激しい運動がしたいという場合は医師に相談する必要があります。 いずれにしても診察の結果を踏まえることが重要と言えます。 早めの対処がカギ!免疫異常で生じるリウマチの炎症 リウマチは発症すると早期から急激に関節破壊が起こるとされています。 しかし、関節破壊が起こっていても腫れや痛みが酷くならないケースがあるので、早期の対処を行わないケースもあります。 ところが、早期のうちに対処しなければその間に関節内部には強い炎症が発生し続け、関節破壊が徐々に進行してしまいます。 そのため、いかに早期に治療を開始できるかが重要となります。 リウマチは発症から1年以内に関節破壊が急速に進行するとされています。 早期に治療を開始するには早期に発見することが重要となります。 関節リウマチには初期症状があります。 この初期症状を見極めることが出来れば早期発見や早期治療を行うことに繋がります。 初期症状の例としては朝起きた時の関節のこわばりや痛む関節の腫れなどが挙げられます。 朝起きた時に関節を通常よりも動かしにくいということは別段珍しいことではありません。 しかし、起きた直後から30分程度こわばり続けている時にはリウマチの恐れがあります。 30分から1時間で普段通りに動くという時には特に注意しておくことをおすすめします。 人は年齢を重ねると関節に痛みが発生したりすることが少なくありません。 痛みだけでなく腫れを伴っていた場合はリウマチの可能性があります。 もちろん、どこかにぶつけてしまったなど腫れの原因が分かっている場合は問題ありませんが、原因不明の腫れがある場合はリウマチの恐れがあるので注意しておきましょう。 リウマチは30代~50代の女性に発症しやすいとされています。 その理由は明らかになっていませんが、女性ホルモンの分泌量が50代に近づくにつれて減っていくことと関係しているという見方もあります。

2019年07月31日
片頭痛の原因を知って予防に活用

片頭痛は片側だけが痛むのが特徴で、ずきずきと脈を打つように痛い、目の奥が熱く感じ痛いといった症状が出てきます。 同時に肩こりが起きていることもあり、ひどい場合には吐いてしまうこともあります。 数時間から数日にかけて痛むこともあり、片頭痛が起きている期間は日常動作をするのが大変になることが多く、寝不足となりさらに悪化してしまうのでできるだけ片頭痛が起こる前に対処を開始することが大切になります。 片頭痛は前兆と予兆があるのも特徴の一つです。 前兆の場合目の前にキラキラとしたものが見える、物が二重に見えるといったことが起こり、予兆の場合はむくんだり、急に眠くなったり空腹を感じたりすることがあります。 このようなことが起こってから6時間ほどたって頭痛が起こることが多く、予兆や前兆の段階で対処をすると比較的頭痛が起こりにくくなります。 片頭痛の原因ははっきりしたものがないものの、血管が拡張し三叉神経が刺激されることによって起こる、寝不足や寝すぎ、ストレス、飲酒、グルタミン酸ナトリウムや硝酸塩が含まれたものを多く食べた、などがあげられます。 気圧も関係していることがあり、気圧が急激に変化する季節には片頭痛が起こりやすくなることがあります。 原因は人それぞれであるので、何をしたときに頭痛が起きているのかをしっかりと把握するためにも頭痛日記のようなものを付けておくと良いでしょう。 血管が広がり三叉神経が刺激されてしまうのはストレスによってセロトニンが過剰に放出され、血管が一時的に収縮し、時間とともにセロトニンが分解され減少すると今度は急激に拡張されてしまうことが原因となっています。 ストレスを強く感じているときは頭痛が起きないのにストレスから解消された途端に頭痛が起こるのはこういった理由からです。 平常心を保つことは難しいですが、ストレスを過度にためずに過ごすことが大切で、ストレッチをする、ゆっくりと体を休ませるといったことを行います。 寝すぎは逆効果になるので注意しましょう。 我慢できない頭の痛みには薬で対処 片頭痛は時間とともに良くなることはなく、痛み止めを飲んだり、ストレッチや体操を行ったりすることで改善していくことが多いです。 片頭痛が起こると首の筋肉や肩の筋肉が緊張してしまうこともあり、片頭痛と緊張性頭痛の2つが同時に起きてしまう結果になるので、しっかりと肩や首の筋肉をほぐす体操を行うようにしましょう。 肩を上げ下げする、手を並行に挙げてゆっくりとさげる、といったストレッチも良いです。 このほか、光や音に過敏になることが多いので静かで適度に暗い部屋で休むことも大切です。 この時寝ないように注意しましょう。 寝てしまうとその時はすっきりしますが、睡眠のリズムが乱れ頭痛を引き起こしてしまう可能性があります。 また、痛い部分を冷やすことも有効で冷やすことで血管が収縮を始めるので痛みが和らいでいきます。 どうしても痛い場合は痛み止めを服用するようにしましょう。 本来は痛みが軽いうちに飲むのが良いですが、起きてから飲んでも効果を発揮する薬剤もあります。 医療機関では片頭痛専用の薬を処方してくれるので医師に相談をするようにします。 なお、市販の痛み止めでもよいですが、効かない場合はさらに服用してしまう傾向にあり、逆に薬物乱用頭痛を引き起こしてしまう危険性があります。 頻繁に片頭痛を引き起こすようであれば頭痛外来を受診し、適切な治療を開始する必要があります。 近年では予防薬も出てきています。 長期間毎日飲むことで効果を発揮し、結果として痛み止めを飲む機会を少なくしていきます。 予防薬は副作用が少ないものが多くβ遮断薬、カルシウム拮抗薬、抗てんかん薬などがあります。 2か月程度で自分に合った薬であるのかがわかるので、2か月を目安に服用してみましょう。

2019年07月29日
原因がわからない腰痛のほうが多いって本当?

腰痛は、腰椎が直接障害を受ける圧迫骨折や、脊髄を流れる中枢神経を椎間板が圧迫することによる椎間板ヘルニア、細菌感染による脊髄炎等の他にがんが脊椎に転移するなどによって発症します。 腰椎が直接障害を受ける圧迫骨折の原因には骨粗しょう症や脊髄炎では細菌感染などといったように原因が特定されているものもあります。 他方で、確かに腰痛に悩まされる人は数が多いわけですが、実は患者の85%は原因が良く分かっていません。 レントゲンなどの画像診断でも異常が特定できない腰痛の場合、原因の特定は困難になります。 このような原因を特定できない腰痛は「非特異的腰痛」と呼ばれています。 非特異的腰痛は要因として、心の問題としてストレスにさらされる日常生活や、肥満や運動不足などの生活習慣が関与していると考えられているのです。 これは脳内の神経伝達物質の変化の研究に中で明らかにされつつあります。 脳内では快感などの報酬的感覚を与えるドーパミンが分泌されていますが、ストレスが継続してかかるとドーパミンの分泌量が減少することになる訳です。 ところでドーパミンには痛覚をやわらげる作用も持っているので、ドーパミンが減少すると痛みを感じやすくなります。 さらにドーパミンの減少のあおりを受けて、セロトニンの分泌量でも減少が見られます。 セロトニンは自律神経を調節する作用を持っているので、セロトニンが減少すると自律神経の中でも交感神経が活性化されるのです。 その結果血管が収縮し、筋肉に痛みの原因物質がとどまりやすくなり、この面からも腰痛を引き起こしやすくなる訳です。 また運動不足による肥満は、増加した体重でも身体を支えようとして、腰椎への負担を強める傾向があります。 脊椎はなだらかなS字状カーブを描いていますが、肥満によってこの姿勢を維持するのが困難になるので、腰痛に繋がると推定されているのです。 ただこれらの非特異性腰痛は画像上明確な変化が見られないので、原因を特定するのが困難と言うわけです。 腰痛や足のしびれも出る腰椎すべり症とは 原因が特定されている腰痛の代表的な病気に、腰椎すべり症があります。 この病気は5つ並んでいる腰椎のいずれかが、文字通り定位置からずれてしまっている状態です。 腰椎すべり症は、椎骨や椎間板の変性による「変性すべり症」と腰椎分離症に続発する「分離すべり症」に大別されています。 変性すべり症の直接原因は明確ではありませんが、多くは加齢によって椎間板や靱帯、関節など腰椎を固定する組織が変性をきたし、腰椎の安定性を欠いてその位置がずれてしまう状態です。 廊下が大きく関与しているので高齢の女性に多い傾向が見られます。 分離すべり症では、ずれの程度にもよりますが、坐骨神経痛や腰痛が症状があります。 ずれが悪化してくると、脊髄神経が圧迫され痛みに加えて、下半身に痺れなども出現するようになります。 特徴的な症状として、長時間歩くと痛みやしびれが出現し、かがむと症状が軽減する「間欠性跛行」がみられます。 最終的には脊髄神経の圧迫をともなうので、変性すべり症でも症状の傾向はあまり変わりません。 腰椎すべり症と診断されると、まず保存的治療が行われます。 コルセットを着用することで腰への負担を軽減し、同時に消炎鎮痛剤の服用や神経ブロック注射などで症状の緩和を試みます。 リハビリとしてストレッチや腹筋を中心に筋力を増強する訓練が行なわれるわけです。 保存的治療でも効果が芳しくなく症状をコントロールできないときや、麻痺が進行するようであれば手術療法が選択されるのです。 代表的な手術は固定術と呼ばれるもので、骨を削ることで神経の通り道を広げて、脊椎を正常な位置に金属や自分の骨で固定する手術になります。 術後も安定するまでに時間がかかり、コルセットによる固定なども必要です。

2019年07月26日