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頻尿や多尿は糖尿病のサイン

2019年09月01日

糖尿病は血糖値を下げる働きのあるインスリンというホルモンの分泌量が減少し、血糖値が下がらなくなることで発症する病気です。
インスリンの分泌は膵臓の細胞が行っているということですが、生活習慣に関係なくその細胞自体が破壊されることで体内のインスリンが不足してしまうこともあります。
また、肥満や運動不足などにより、インスリンの分泌量が減少した時に糖尿病を発症することもあるため、生活習慣にも注意が必要です。

糖尿病の初期症状としては、手足のしびれや便秘などが挙げられます。
しかし、最初のうちはあまり気付かないことも多いですし、糖尿病という自覚を持っている人は少ないです。
ある程度症状が進むと頻尿や多尿、体重減少、喉の渇き、疲労感、倦怠感などといった症状が出てきます。
このような症状が出て初めて糖尿病に気づくケースも多いです。

頻尿や多尿は血糖値が高くなることが原因であり、腎臓が余分なブドウ糖を尿として排泄しようとするため、トイレの回数が多くなって尿量も多くなってしまうということです。
また、頻尿や多尿によって体内の水分が減少することにより、喉が渇きやすくなります。
結果として頻尿や多尿になるという悪循環に陥ってしまいます。

頻尿と多尿は混同されることも多いですが、この2つはそれぞれ異なる症状です。
多尿とは1日の尿量が多いということであり、頻尿の場合はトイレの回数が多いということです。
頻尿でも1回の尿量が少ないことがあるため、頻尿だから多尿であるとは言えません。

糖尿病になるとインスリン不足でブドウ糖のエネルギーを利用することができなくなります。
代わりに脂肪などを分解してエネルギーを得ることになるため、結果として体重が減少するということです。
また、エネルギー代謝がスムーズに行われなくなることにより、細胞の栄養が不足して疲労感や倦怠感が発生するということです。

糖尿病が進行すると合併症を発症する可能性が高まります。
さらに、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などを併発する可能性もあるので注意しましょう。
尿の状態をこまめにチェックしておくことが大切です。

昼夜を問わずトイレ回数が増えることのデメリット

糖尿病になると尿量が増え、昼夜を問わずトイレに行く回数が増えてしまいます。
これは血糖値が高くなると腎臓が血液中のブドウ糖を排出しようとするためです。
尿の量が多くなると色が薄まり、透明に近くなることもあります。

尿量が増えると糖尿病なのではないかと心配になってしまうこともあるでしょう。
しかし、頻尿だからといってすぐに糖尿病であるとは言えません。
緑茶やコーヒーなどの飲み物には利尿作用があるため、普段からこのような飲み物を多く飲んでいる人はトイレが近くなる原因になります。
そのため糖尿病を疑う前に普段の飲み物をチェックしてみましょう。

頻尿になると夜中でも何度もトイレに行きたくなります。
眠いのにわざわざトイレのために起きなくてはなりません。
睡眠が妨げられるとストレスが溜まりやすくなりますし、睡眠不足が続くことで日中の活動にも悪影響を及ぼすことになるでしょう。
仕事の効率や質も低下してしまうと考えられます。

年配で足腰が不自由な人は夜中に何度もトイレに行くと転倒する可能性もあります。
骨折して寝たきりになってしまうこともあるので注意が必要です。
また、冬などは寒いので薄着でトイレに行くと風邪をひいてしまうかもしれません。
アパートの中にはトイレが共用のところもあるため、夜中にトイレに行くのは大変です。

昼夜を問わずトイレに何度も行くと生活の質が低下してしまいます。
仕事中や会議中、旅行の時などはストレスが溜まってしまうでしょう。
人は緊張するとトイレに行きたくなることがありますが、頻尿の人は余計に我慢することが大変になります。
仕事中や会議中はなかなかトイレに行けませんし、バスや車で移動している時もトイレが見つからなくて困ってしまうことがあるでしょう。