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片頭痛の原因を知って予防に活用

2019年07月29日
吐き気がする男性

片頭痛は片側だけが痛むのが特徴で、ずきずきと脈を打つように痛い、目の奥が熱く感じ痛いといった症状が出てきます。
同時に肩こりが起きていることもあり、ひどい場合には吐いてしまうこともあります。
数時間から数日にかけて痛むこともあり、片頭痛が起きている期間は日常動作をするのが大変になることが多く、寝不足となりさらに悪化してしまうのでできるだけ片頭痛が起こる前に対処を開始することが大切になります。

片頭痛は前兆と予兆があるのも特徴の一つです。
前兆の場合目の前にキラキラとしたものが見える、物が二重に見えるといったことが起こり、予兆の場合はむくんだり、急に眠くなったり空腹を感じたりすることがあります。
このようなことが起こってから6時間ほどたって頭痛が起こることが多く、予兆や前兆の段階で対処をすると比較的頭痛が起こりにくくなります。

片頭痛の原因ははっきりしたものがないものの、血管が拡張し三叉神経が刺激されることによって起こる、寝不足や寝すぎ、ストレス、飲酒、グルタミン酸ナトリウムや硝酸塩が含まれたものを多く食べた、などがあげられます。
気圧も関係していることがあり、気圧が急激に変化する季節には片頭痛が起こりやすくなることがあります。
原因は人それぞれであるので、何をしたときに頭痛が起きているのかをしっかりと把握するためにも頭痛日記のようなものを付けておくと良いでしょう。

血管が広がり三叉神経が刺激されてしまうのはストレスによってセロトニンが過剰に放出され、血管が一時的に収縮し、時間とともにセロトニンが分解され減少すると今度は急激に拡張されてしまうことが原因となっています。
ストレスを強く感じているときは頭痛が起きないのにストレスから解消された途端に頭痛が起こるのはこういった理由からです。
平常心を保つことは難しいですが、ストレスを過度にためずに過ごすことが大切で、ストレッチをする、ゆっくりと体を休ませるといったことを行います。
寝すぎは逆効果になるので注意しましょう。

我慢できない頭の痛みには薬で対処

片頭痛は時間とともに良くなることはなく、痛み止めを飲んだり、ストレッチや体操を行ったりすることで改善していくことが多いです。
片頭痛が起こると首の筋肉や肩の筋肉が緊張してしまうこともあり、片頭痛と緊張性頭痛の2つが同時に起きてしまう結果になるので、しっかりと肩や首の筋肉をほぐす体操を行うようにしましょう。
肩を上げ下げする、手を並行に挙げてゆっくりとさげる、といったストレッチも良いです。

このほか、光や音に過敏になることが多いので静かで適度に暗い部屋で休むことも大切です。
この時寝ないように注意しましょう。
寝てしまうとその時はすっきりしますが、睡眠のリズムが乱れ頭痛を引き起こしてしまう可能性があります。
また、痛い部分を冷やすことも有効で冷やすことで血管が収縮を始めるので痛みが和らいでいきます。

どうしても痛い場合は痛み止めを服用するようにしましょう。
本来は痛みが軽いうちに飲むのが良いですが、起きてから飲んでも効果を発揮する薬剤もあります。
医療機関では片頭痛専用の薬を処方してくれるので医師に相談をするようにします。
なお、市販の痛み止めでもよいですが、効かない場合はさらに服用してしまう傾向にあり、逆に薬物乱用頭痛を引き起こしてしまう危険性があります。
頻繁に片頭痛を引き起こすようであれば頭痛外来を受診し、適切な治療を開始する必要があります。

近年では予防薬も出てきています。
長期間毎日飲むことで効果を発揮し、結果として痛み止めを飲む機会を少なくしていきます。
予防薬は副作用が少ないものが多くβ遮断薬、カルシウム拮抗薬、抗てんかん薬などがあります。
2か月程度で自分に合った薬であるのかがわかるので、2か月を目安に服用してみましょう。